魔法のお絵かき動画の作り方
どうも、カワナミです。全然ブログ更新してないです。この前の記事が約半年前ってどんだけブログ慣れしてないんだって話です。
この前Twitterに動画を投稿したら予想以上に反響があったので、メモも兼ねてここに秘密を書いておきます。
巷で噂のお絵かき方法やってみたけど、私くらいになると命を吹き込むとこまでいける pic.twitter.com/vnFNI8MBVY— カワナミ (@kw_nmnm) 2016年5月12日
▲これがそのツイート。「私くらいになると」とかクッソ調子こいたこと書いてマジですみませんでした。朝方だから誰にも見られてないと思ったんです。許してください。
「巷で噂の」とありますが、このお絵かき方法を考案した方は他にいらっしゃいます。
普段絵を描くときはこんな感じで描いてます。 pic.twitter.com/RNyNUgSyxf
— 井ヶ屋 市街地 (@holding_paper) 2016年5月11日
▲最初に考えつくってすごいことです。素晴らしいアイデアと掲載の許可、本当にありがとうございます!
追記:ちなみにこちらは私が今回使っているAfterEffectsではなく、AviUtlを使用して制作したそう。AviUtlは無料ですしLive2DもFree版(Win・Mac両対応かつ使用期限なし)があるので、お金をかけずとも魔法のお絵かきができますぞ。AviUtlを使う場合は、Live2Dの動きを別動画として書き出して乗っければいけると思います。多分。
さらに追記:これ、「サイキックお絵描き」って言うようになったみたいですね!ここを参考に修行して新たな能力者が生まれてくれれば幸いです。
さらにさらに追記:なんと、Aviutl上でLive2Dモデルをいじくれるようになりました…!すごい時代だ…!これで完全無料な環境での制作が可能です。動画説明文のリンクからダウンロードできるそうです。
【Aviutl】Aviutlで直接的にLive2Dをいじれる!Live2D Drawer【Live2D】 - YouTube
下準備
まずは以下の素材を準備します。
- お絵かきソフトの画面をスクリーンショット等で撮影したもの
- 下書き、線画の画像
- Live2Dモデル(Live2Dの作り方はまた別の話なので今回は割愛)
この素材をAfterEffects(Adobeさんの動画が作れるソフト)に持っていきます。Live2DモデルをAfterEffectsに持ってく方法ですが、公式でプラグインが配布されています。今のところはCC2015に対応してないそうなので注意しましょう。
2016.10追記:CC2015にも対応したようです!やったね!
After Effects プラグイン - Live2D Cubism 2 マニュアル
動画を作る
どんなふうに操作したいか一生懸命妄想しながら、背景の上に置いた画像をマスク機能を使って流れるように切り替えたりします。ワイプってやつです。エフェクトとかでも良いのだろうか。素人にはよくわからない。そう見えりゃ何だっていいんだよ!
そうそう、動画のサイズはお持ちのPCの画面サイズと同じにしてください。後でフルスクリーンにして再生しますよ。
▲AfterEffectsの編集画面。下書きから線画へ切り替えている途中。
塗りを出すところでLive2Dに切り替えています。
タッチする部分もあらかじめ決めておき、そこにタッチしたっぽい効果をつけておきます。
プラグインのおかげでAfterEffects内でLive2Dモデルに動きをつけられるので、命を吹き込んだあとの動きをつけます。イージーイーズ使い放題なので自然な動きがつけやすいです。やったね。
▲つけた動きの一部。こんなふうにキーを打っていきます。
絶対無駄なキーあると思う。
満足いく動きがついたら動画を書き出します。次はいよいよ撮影です。
鬼の撮影タイム
先ほど書きだした動画をPCでフルスクリーン再生します。リピートで何度も何度も流しつつ、一緒に手を動かして操作してるっぽく見えるよう練習します。私は自分で作った動画のくせに全然タイミングが合わなくて深夜1人で泣きそうになってました。
ある程度動きを覚えたら本番です。左手でスマホを構えていざ撮影。
あぁ…
あぁぁ…
ああぁあぁぁ……
リピート再生かつ撮りっぱなしで動きを繰り返し、比較的マシだった回を切り出して完成です。私は15回くらい繰り返しました。結構難しいです。
あとは撮影した動画をSNSにあげるなり見せるなりしてドヤ顔しましょう。綺麗にタイミングが合うと自分でもちょっと感動します。
作り方は以上です。いかがだったでしょうか。今回はAfterEffectsを使いましたが、別のソフトや方法でも全然できると思います。大事なのは「どうやって操作しようかなグヘヘ」という妄想力です。
Live2Dに関してはひとつ前の記事にいろいろ書いてあります。ノウハウがまとまったアドベントカレンダーへのリンクもあるので是非どうぞ。Live2Dはいいぞ!
それではまたの機会に。良き魔法のお絵かきライフを〜